参加レポート「美山サイクルロードレース2013」

例年は、SDA王滝に参戦しているところですが、今年は美山に参戦しました。

午前2時過ぎに起床して、身支度整えて集合場所の太子橋今市へ。N富さん、D坊さんと合流し、D坊さんのクルマで美山へ。近畿道、名神、京都縦貫道を経て園部へ。そこから一般道を通って会場へ到着。高速が繋がって便利になりましたね。

日が昇るにつれて暑い一日になると予感

前日に深酒した割には脚はかるく、試走の九鬼が坂もさほど問題はなかった。もっとも、レースペースでは無かったけれども。

出走サインを済ませて列に並ぶが、カテゴリーの境い目が分からず、皆混沌とした状態で待機。

スタート時間が近づく中、突然スタート1分前のアナウンス。C3の参加者が後ろから焦って前に殺到する中、ピストルが鳴りスタート。程なくC3Sもスタート。混乱は無視された。

何やねん！という悪態の声の中を集団は加速するが、位置取りが後ろの方だったので、なかなか前の集団に追い付けない。今にして思えば、ココで追い込んで先頭の30番手くらいに付けておくべきだったが、様子見で50番手くらいの集団最後尾に付けた。

後ろから見ていても集団内は落ち着かず、フラフラして危なっかしいライダー多数。あっと思う間に落車発生、続け様に落車発生。これはヤバイ。前に上がらなければ！

しかし、落車の度に足止めを喰らい、先頭集団との差は縮まるどころか拡がる一方。しかも取り付いていた集団からも遅れてしまい、ついに視界から見えなくなってしまった。マズイ、取り残された。

粘り強く踏み続けて、分断した小集団に追い付きそうな位置まで付けたが、こちらも脚を使っているので合流するには至らない。見えているのに届かないもどかしさ。この時点で今日は難しいかもと思うが、諦めず踏み続ける。

一回目の九鬼が坂を閾値ギリギリで登るが、既に脚も心肺もいっぱいの状態で、緩いペースを維持するのが精一杯。下りに入る頃には、視界にはまばらに千切れた数人しか見えない。下りで追い付いた1人に一緒に行こうと声を掛けるも、勘違いされたのか追い抜きを掛けてくる。黄色いプジョーのジャージを着た選手だったが、お尻ペンペンして挑発してくる始末。一瞬、腹が立ったが、冷静になれと自分を制して無視を決め込む。

そして本部前へと続く平坦路へ。

届きそうで届かない前方の集団。その集団から千切れ落ちてくる選手を鼓舞して追い付こうと煽るも、もう既に売切れていて戦力にはならない模様。トンネルを抜け、下りで差を詰めようとするも、自分の脚はもう残っていなかった。視界に捉えているのに追い付けない。でも、諦めずに追走し続ける。

すると、前方に立哨の方々がフラッグを交差して立っているのが見えた。

え？まさか足切り？

見ると結構な人数が足切りに遭っている。何も出来ないままに僕のレースは終わった。悔しかった。

位置取りも落車もレースの一部だから、言い訳無しに自分の力不足だったとしか言いようがない。

プジョーのジャージの選手も同じように足切りになっていたので、「面白いコトしてくれて、ありがとう。」と挨拶しておいた。抜き返してやれなかったのが心底悔しかった。(笑)

回収車に乗るか、自走するかと立哨スタッフの方に促されて、ビブを外して九鬼が坂を登るコトを選んだが、丁度ピークの手前でカテゴリーOのアネキ達がいて、思いっきり晒しもんになってしまった。(笑) とても恥ずかしかったので次回は最低でも完走したいと思う。

僕が帰って来ないもんで、心配して待っててくれた仲間とも合流し、後片付けをして会場を離脱。スプリングひよしで、名物の日吉ダムカレーを食べて帰って来た。

オリジナルのダムカードもGET カレーも美味しかった

初参加の美山サイクルロードレースは、足切りDNFという結果でした。
日吉ダムカレーのようにスパイシーな一日でした。なんのこっちゃ